| 3923 |
寛解中の双極性感情障害 |
躁状態の症状なし, うつ状態の症状なし, 気分の安定, 双極性感情障害の既往, 薬剤治療継続中, 再燃のリスク, 精神科的評価 |
双極性感情障害の症状(躁状態とうつ状態)が治まり、比較的安定した状態が続いている期間。 |
| 3924 |
寛解中の反復性うつ病性障害 |
うつ状態の症状なし, 気分の安定, 反復性うつ病性障害の既往, 薬剤治療継続中, 再燃のリスク, 精神科的評価 |
反復性うつ病性障害のうつ状態の症状が治まり、比較的安定した状態が続いている期間。 |
| 3925 |
肝海綿状血管腫 |
無症状, 右上腹部痛, 肝腫大, 画像検査での腫瘤確認, 良性腫瘍, 肝臓の原発性良性腫瘍で最も多い, 出血のリスク(稀) |
肝臓に発生する良性の血管腫。多くは無症状で、偶然発見される。 |
| 3926 |
感覚異常症 |
しびれ, ぴりぴり感, 灼熱感, 虫が這うような感覚, 痛み, 神経の障害, 末梢神経障害, 脳疾患, 薬剤性, 糖尿病 |
皮膚や体の一部で、刺激がないのに異常な感覚が生じる状態。 |
| 3927 |
感覚運動障害 |
しびれ, 筋力低下, 感覚障害, 歩行困難, 神経伝導速度検査異常, 末梢神経の障害, 糖尿病性ニューロパチー, ギラン・バレー症候群, 遺伝性ニューロパチー |
感覚神経と運動神経の両方が障害され、しびれ、感覚障害、筋力低下をきたす状態。 |
| 3928 |
感覚性失行症 |
目的の運動ができない, 感覚の統合障害, 脳損傷, 神経心理学的検査で診断, 運動能力は保たれる |
運動能力自体は保たれているが、感覚情報の統合ができないため、複雑な運動ができない状態。 |
| 3929 |
感覚性失語症 |
言葉の理解困難, 流暢な発話, 復唱困難, 読字障害, 脳の左半球病変, 脳卒中, ウェルニッケ失語 |
脳の特定の領域(通常は左半球のウェルニッケ野)の損傷により、言葉を理解する能力が障害される状態。ウェルニッケ失語。 |
| 3930 |
肝過誤腫 |
無症状, 右上腹部痛, 肝腫大, 画像検査での腫瘤確認, 良性腫瘍, 正常な肝組織の異常な配置, 小児に多い |
肝臓に発生する良性腫瘤。肝臓の正常な組織が異常な配列で増殖したもの。 |
| 3931 |
肝下垂症 |
右上腹部痛, 肝腫大, 腹部膨満感, 画像検査での肝臓の異常な位置, 痩せ型体型, 靭帯の弛緩 |
肝臓が正常な位置よりも下方に垂れ下がっている状態。 |
| 3932 |
肝下膿瘍 |
右上腹部痛, 発熱, 悪寒, 肝腫大, 肝機能異常, CT/MRIでの膿瘍確認, 細菌感染, 腹部手術後, 緊急性 |
肝臓の下(腹腔内)に膿がたまった状態。腹部手術後の合併症として多い。 |
| 3933 |
肝鎌状間膜ヘルニア |
腹痛, 腹部膨満感, 吐き気・嘔吐, 腸閉塞症状, 画像検査でのヘルニア嚢確認, 内ヘルニア, 先天性, 嵌頓のリスク |
肝鎌状間膜(肝臓を腹壁につなぐ膜)に形成された穴から腸管などが入り込む内ヘルニア。 |
| 3934 |
肝カルチノイド |
無症状, 右上腹部痛, 体重減少, カルチノイド症候群, 画像検査での腫瘍確認, 生検での病理診断, 神経内分泌腫瘍, 転移性の場合が多い |
肝臓に発生する神経内分泌腫瘍。多くは他の臓器からの転移性。 |
| 3935 |
汗管腫 |
皮膚の丘疹, 痛みなし, 痒み, 眼瞼に多い, エクリン汗腺導管由来, 良性腫瘍, 女性に多い, 思春期以降発症 |
エクリン汗腺の導管から発生する良性腫瘍。眼瞼に多く見られる。 |
| 3936 |
肝間葉性過誤腫 |
腹部腫瘤, 無症状, 肝機能正常, 画像検査での腫瘤確認, 良性腫瘍, 小児に多い, 肝過誤腫の一部 |
肝臓に発生する良性腫瘤。結合組織、血管、胆管などが異常な配列で混在する。小児に多い。 |
| 3937 |
肝外傷 |
右上腹部痛, 腹部膨満, 血圧低下, ショック症状, 外傷歴, 画像検査での損傷確認, 肝臓の裂傷、血腫、破裂など, 緊急性 |
肝臓が外力によって損傷を受けた状態。出血を伴い重篤化しやすい。 |
| 3938 |
肝外胆管癌 |
黄疸, 痒み, 体重減少, 腹痛, 胆管拡張, 腫瘍マーカー高値, 胆管癌, 胆管の閉塞, 肝外胆管に発生 |
肝臓の外にある胆管に発生する癌。閉塞性黄疸をきたしやすい。 |
| 3939 |
肝外胆管の良性腫瘍 |
無症状, 黄疸, 腹痛, 胆管拡張, 画像検査での腫瘍確認, 生検での良性所見, 乳頭腫、腺腫など |
肝臓の外にある胆管に発生する良性腫瘍。胆管閉塞による黄疸の原因となることがある。 |
| 3940 |
肝外胆道閉鎖症 |
黄疸, 灰色便, 濃い尿, 肝機能異常, 肝腫大, 胆道が閉鎖, 新生児期に診断, 緊急手術が必要, 先天性 |
肝臓の外にある胆管が生まれつき閉鎖している先天性疾患。新生児期から黄疸をきたす。 |
| 3941 |
肝外閉塞性黄疸 |
黄疸, 痒み, 濃い尿, 薄い便, 胆管拡張, 肝外胆管の閉塞, 胆石症, 胆管癌, 膵頭部癌 |
肝臓の外の胆管が何らかの原因で閉塞し、胆汁の流れが滞ることで生じる黄疸。 |
| 3942 |
肝外門脈閉塞症 |
門脈圧亢進症症状, 消化管出血, 腹痛, 門脈の閉塞, 門脈外側に閉塞, 血栓, 炎症 |
肝臓の外の門脈が閉塞することで、門脈圧亢進症をきたす疾患。 |
| 3943 |
肝芽腫 |
腹部腫瘤, 腹部膨満, 体重減少, 発熱, 血中AFP高値, 画像検査での腫瘍確認, 小児に多い, 転移の可能性, 予後良好な場合あり |
肝臓に発生する小児の悪性腫瘍。肝臓の悪性腫瘍で最も多い。 |
| 3944 |
肝型糖原病 |
低血糖, 肝腫大, 成長障害, 顔貌の特徴, 乳酸アシドーシス, 肝臓でのグリコーゲン代謝異常, 遺伝子変異, 糖原病I型、III型など, 食事療法が重要 |
肝臓でのグリコーゲン合成・分解に関わる酵素の遺伝的欠損症。低血糖、肝腫大、成長障害をきたす。 |
| 3945 |
肝癌 |
右上腹部痛, 体重減少, 食欲不振, 黄疸, 肝機能異常, 画像検査での腫瘍確認, AFP高値, ウイルス性肝炎の既往, 肝硬変の合併 |
肝臓に発生する悪性腫瘍。肝細胞癌、肝内胆管癌、転移性肝癌などがある。 |
| 3946 |
肝癌骨転移 |
骨の痛み, 病的骨折, 高カルシウム血症, 肝癌の既往, 骨シンチグラフィ/PET-CT異常, 転移, 予後不良 |
肝癌が骨に転移した状態。骨の痛みや病的骨折をきたす。 |
| 3947 |
宦官症 |
性欲低下, 勃起機能障害(男性), 体毛の減少, 精巣萎縮(男性), 無月経(女性), テストステロン低値(男性), エストロゲン低値(女性), 性腺機能低下症, 先天性または後天性 |
性腺の機能が著しく低下し、二次性徴の発達不全や性欲低下、不妊などをきたす状態。 |