| 1258 |
イカアレルギー |
口の周りの痒み, 蕁麻疹, 腹痛, 吐き気・嘔吐, 呼吸困難, イカ摂取歴, IgE抗体陽性 |
イカを摂取することで引き起こされるアレルギー反応。重篤なアナフィラキシーをきたす可能性もある。 |
| 1259 |
胃潰瘍 |
上腹部痛, 胃部不快感, 吐き気・嘔吐, タール便, 内視鏡での潰瘍確認, ピロリ菌感染, NSAIDs使用 |
胃の粘膜が深くえぐれて(潰瘍)、痛みや出血などをきたす疾患。 |
| 1260 |
胃潰瘍瘢痕 |
既往の胃潰瘍歴, 内視鏡での瘢痕確認, 症状なし, 胃の変形, 狭窄 |
胃潰瘍が治癒した後、粘膜に残る瘢痕(傷跡)。通常は無症状だが、胃の変形や狭窄の原因となることがある。 |
| 1261 |
胃拡張 |
腹部膨満感, 吐き気・嘔吐, 早期満腹感, 腹部X線での胃の拡大, 胃の排出障害, 胃の出口の狭窄, 糖尿病性胃不全麻痺 |
胃が異常に拡張している状態。胃の排出障害が原因となることが多い。 |
| 1262 |
胃過形成ポリープ |
無症状, 出血, 胃内視鏡でのポリープ確認, 炎症性, ピロリ菌感染 |
胃の粘膜が過剰に増殖してできる良性のポリープ。炎症が原因となることが多い。 |
| 1263 |
胃下垂 |
食後の胃もたれ, 食後の腹部膨満感, 吐き気, 胃X線造影検査, 痩せ型体型 |
胃が正常な位置よりも下方に垂れ下がっている状態。胃もたれなどの症状をきたすことがある。 |
| 1264 |
胃カルチノイド |
無症状, 腹痛, 消化管出血, 内視鏡での腫瘤確認, 生検での病理診断, 神経内分泌腫瘍, 胃酸分泌異常 |
胃に発生する神経内分泌腫瘍の一種。良性から悪性まである。 |
| 1265 |
胃管癌 |
胸やけ, 嚥下困難, 体重減少, 食欲不振, 胃の出口の狭窄, 内視鏡での腫瘍確認, 病理診断 |
胃と食道の接合部(噴門部)から食道にかけて発生する癌。胃癌の一部として扱われることもある。 |
| 1266 |
異汗症 |
多汗, 無汗症, 発汗部位の異常, 体温調節困難, 神経障害, 内分泌疾患 |
発汗の異常(多汗、無汗、部位異常など)をきたす状態。自律神経障害や皮膚疾患が原因となる。 |
| 1267 |
異汗性湿疹 |
手のひらや足の裏の水疱, 強い痒み, 皮膚の皮むけ, 発汗過多, 金属アレルギー, 異汗症性湿疹 |
手のひらや足の裏に、汗の貯留が原因で生じるとされる水疱や痒みを伴う湿疹。 |
| 1268 |
易感染性 |
感染症の反復, 感染症の重症化, 感染症の治癒遅延, 免疫力低下, 基礎疾患の存在, ステロイドなどの薬剤使用 |
感染症にかかりやすい状態。免疫力の低下が主な原因。 |
| 1269 |
胃間葉系腫瘍 |
腹痛, 消化管出血, 腹部腫瘤, 体重減少, 内視鏡での腫瘤確認, 生検での病理診断, GIST(消化管間質腫瘍) |
胃の壁の間葉系組織(筋肉、結合組織など)から発生する腫瘍の総称。多くはGIST。 |
| 1270 |
胃癌 |
上腹部痛, 胃部不快感, 食欲不振, 体重減少, 吐き気・嘔吐, タール便, 胃内視鏡での腫瘍確認, 生検での悪性細胞確認, ピロリ菌感染 |
胃の壁から発生する悪性腫瘍。早期では無症状だが、進行すると様々な症状を呈する。 |
| 1271 |
胃癌検診 |
症状なし, バリウム検査, 胃内視鏡検査, ピロリ菌検査, 定期的な受診 |
胃癌を早期に発見するための定期的な検査。主に胃X線検査(バリウム検査)や胃内視鏡検査が行われる。 |
| 1272 |
胃癌骨転移 |
骨の痛み, 病的骨折, 高カルシウム血症, 胃癌の既往, 骨シンチグラフィ/PET-CT異常 |
胃癌が骨に転移した状態。骨の痛みや病的骨折、高カルシウム血症などをきたす。 |
| 1273 |
胃癌末期 |
激しい痛み, 著しい体重減少, 全身倦怠感, 腹水, 黄疸, 消化管閉塞, 転移の広がり, 予後不良 |
胃癌が進行し、広範な転移を伴い、治療が困難になった段階。 |
| 1274 |
息切れ |
呼吸が苦しい, 呼吸が速い, 深呼吸できない, 労作時増悪, 安静時にも出現, 心疾患, 呼吸器疾患, 貧血 |
呼吸が困難で、呼吸回数や深さが増す状態。様々な心臓や肺の疾患、貧血などが原因となる。 |
| 1275 |
胃奇形腫 |
腹部腫瘤, 腹痛, 吐き気・嘔吐, 胃の画像検査での腫瘤, 様々な組織の混在, 小児に多い, 良性が多い |
胃に発生する、胎生期の様々な組織(皮膚、毛髪、骨など)が混在する腫瘍。多くは良性。 |
| 1276 |
胃機能亢進 |
腹痛, 下痢, 腹部膨満感, 早期満腹感, 胃排出能亢進, 神経過敏, 特定の薬剤の副作用 |
胃の運動や分泌が過剰になっている状態。胃運動亢進症と同義。 |
| 1277 |
胃狭窄 |
吐き気・嘔吐, 早期満腹感, 体重減少, 腹部膨満感, 胃内視鏡での狭窄確認, 胃癌, 胃潰瘍の瘢痕 |
胃の内部が狭くなり、食物の通過が困難になる状態。胃癌や潰瘍の瘢痕が原因となることが多い。 |
| 1278 |
意義不明の単クローン性免疫グロブリン血症 |
無症状, 血中M蛋白陽性, 骨髄穿刺での形質細胞10%未満, 多発性骨髄腫への移行リスク, 定期的な経過観察 |
血液中に単クローン性の免疫グロブリン(M蛋白)が検出されるが、多発性骨髄腫などの悪性疾患の診断基準を満たさない状態。MGUS。 |
| 1279 |
胃空腸周囲炎 |
腹痛, 吐き気・嘔吐, 発熱, 腹膜刺激症状, 胃や空腸周囲の炎症, 術後合併症, 感染 |
胃と空腸の周囲に炎症が起こる状態。腹痛や発熱を伴う。 |
| 1280 |
育児相談 |
育児に関する悩み, 不安, ストレス, 子どもの発達に関する疑問, 子どもの行動に関する悩み, 専門家への相談 |
育児に関する様々な悩みや問題について、専門家(医師、保健師、心理士など)に相談すること。 |
| 1281 |
イクラアレルギー |
口の周りの痒み, 蕁麻疹, 腹痛, 吐き気・嘔吐, 呼吸困難, イクラ摂取歴, IgE抗体陽性 |
イクラを摂取することで引き起こされるアレルギー反応。重篤なアナフィラキシーをきたす可能性もある。 |
| 1282 |
胃クローン病 |
腹痛, 吐き気・嘔吐, 食欲不振, 体重減少, 内視鏡での炎症所見, クローン病の既往, 消化管全域に病変 |
クローン病が胃に病変を形成した状態。胃の炎症、潰瘍、狭窄などをきたす。 |