| 1758 |
陰茎パジェット病 |
陰茎の紅斑, 痒み, 痛み, びらん, 組織学的悪性所見, 稀な癌, 腺癌の皮膚浸潤 |
陰茎の皮膚に発生する稀な悪性腫瘍。乳房パジェット病と同様に、皮膚の表皮内に癌細胞が浸潤する。 |
| 1759 |
陰茎肥大 |
陰茎の異常な大きさ, 性器のあいまいさ, 性欲亢進, 男性ホルモン過剰, 先天性副腎皮質過形成, アンドロゲン産生腫瘍 |
陰茎が異常に大きくなっている状態。男性ホルモン(アンドロゲン)過剰が主な原因。 |
| 1760 |
陰茎びらん |
陰茎の皮膚の浅い欠損, 痛み, 発赤, 出血, 感染症, 摩擦, 炎症 |
陰茎の皮膚表面が浅くただれた状態。 |
| 1761 |
陰茎浮腫 |
陰茎の腫れ, 皮膚の緊張, 痛み, 痒み, アレルギー反応, 炎症, リンパ浮腫, 心不全、腎不全 |
陰茎に体液が貯留し、腫れる状態。 |
| 1762 |
陰茎部疼痛 |
陰茎の痛み, 排尿時痛, 勃起時痛, 炎症, 感染症, 外傷, ペロニー病 |
陰茎に痛みが生じる状態。 |
| 1763 |
陰茎部尿道下裂 |
尿道口の位置異常, 陰茎の屈曲, 排尿困難, 出生時からの存在, 先天性尿道奇形 |
尿道口が陰茎の腹側に開口している先天性奇形。 |
| 1764 |
陰茎分泌物 |
尿道口からの液体排出, 排尿時痛, 尿道痒み, 性行為感染症(STI), 細菌培養陽性 |
陰茎(主に尿道口)から液体が排出される状態。性感染症が主な原因。 |
| 1765 |
陰茎ヘルペス |
陰茎の水疱, 痛み, 潰瘍形成, 鼠径リンパ節腫脹, 単純ヘルペスウイルス(HSV)感染, 性行為感染症(STI), 再発性 |
単純ヘルペスウイルス(HSV)感染によって陰茎に水疱や潰瘍を形成する性感染症。 |
| 1766 |
陰茎縫線のう腫 |
陰茎の縫線(裏側)のしこり, 痛みなし, 良性, 先天性, 尿道関連嚢胞 |
陰茎の裏側(縫線部)にできる良性の嚢胞。 |
| 1767 |
陰茎包皮部癌 |
包皮のしこり, 潰瘍形成, 出血, 痛み, 鼠径リンパ節腫脹, 陰茎癌, 包茎, 組織学的悪性所見 |
陰茎の包皮部に発生する癌。陰茎癌の発生部位分類の一つ。 |
| 1768 |
陰茎ボーエン病 |
陰茎の紅斑, 痒み, 痛み, びらん, 組織学的悪性所見, 前癌病変, 扁平上皮癌への移行リスク |
陰茎の皮膚に発生する扁平上皮癌のin situ(上皮内癌)。前癌病変と考えられ、浸潤癌へ移行する可能性がある。 |
| 1769 |
陰茎ボーエン様丘疹症 |
陰茎の丘疹, 痛みなし, 痒みなし, ヒトパピローマウイルス(HPV)感染, 組織学的悪性所見, 若年男性に多い, 自然退縮の可能性 |
陰茎に発生するHPV関連の良性〜前悪性病変。病理組織学的にはボーエン病に類似するが、臨床的には良性経過をとることが多い。 |
| 1770 |
陰茎有棘細胞癌 |
陰茎のしこり, 陰茎の潰瘍, 出血, 鼠径リンパ節腫脹, 陰茎癌の最も多い組織型, 組織学的悪性所見, 転移の可能性 |
陰茎に発生する癌の大部分を占める組織型。 |
| 1771 |
陰茎良性腫瘍 |
陰茎のしこり, 痛みなし, 出血なし, 良性, 生検での良性所見, 血管腫、脂肪腫、線維腫など |
陰茎に発生する悪性ではない腫瘍の総称。 |
| 1772 |
陰茎裂創 |
陰茎の裂けた傷口, 出血, 痛み, 感染のリスク, 外傷歴 |
陰茎の皮膚が引き裂かれたような傷。 |
| 1773 |
陰茎弯曲 |
陰茎の曲がり, 痛み, 性交困難, 触知できる硬結, 先天性, ペロニー病 |
陰茎が勃起時に曲がる状態。先天性と、ペロニー病などの後天性がある。 |
| 1774 |
咽喉圧挫損傷 |
咽喉の痛み, 嚥下痛, 呼吸困難, 声のかすれ, 頸部の腫れ, 圧迫外傷歴, 内視鏡での損傷確認 |
咽喉部が圧迫されて生じる損傷。窒息や気道閉塞のリスクがある。 |
| 1775 |
咽喉乾燥感 |
喉の乾燥感, 声のかすれ, 咳, 口渇, 水分不足, 乾燥した空気, 薬剤性, シェーグレン症候群 |
喉が乾燥していると感じる状態。 |
| 1776 |
咽喉出血 |
喉からの出血, 咽喉痛, 咳, 感染症, 外傷, 腫瘍, 血管異常 |
喉から出血する状態。感染、外傷、腫瘍など様々な原因がある。 |
| 1777 |
咽喉痛 |
喉の痛み, 嚥下時痛, 発熱, 咳, 扁桃腺の腫れ, ウイルス感染, 細菌感染 |
喉に痛みが生じる状態。風邪やインフルエンザ、扁桃炎など様々な原因がある。 |
| 1778 |
咽喉頭異常感症 |
喉の異物感, 痛みなし, 嚥下困難なし, 器質的疾患の除外, 精神的ストレス, ヒステリー球 |
喉に何か詰まっているような異物感があるが、器質的な異常が見つからない状態。ヒステリー球とも呼ばれる。 |
| 1779 |
咽喉頭食道神経症 |
喉の異物感, 嚥下困難, 胸やけ, 精神的ストレス, 器質的疾患の除外, 機能性消化管障害 |
精神的ストレスが原因で、咽喉頭から食道にかけて様々な症状をきたす状態。咽喉頭異常感症や機能性ディスペプシアの一部。 |
| 1780 |
咽喉頭神経症 |
喉の異物感, 嚥下困難, 声のかすれ, 咳, 精神的ストレス, 器質的疾患の除外 |
精神的ストレスが原因で、咽喉頭に様々な症状をきたす状態。咽喉頭異常感症と同義。 |
| 1781 |
咽喉頭知覚麻痺 |
嚥下困難, 誤嚥, 喉の感覚の低下または消失, 声のかすれ, 脳神経麻痺, 脳卒中, 腫瘍 |
咽喉頭の知覚神経が麻痺し、喉の感覚が低下または消失する状態。誤嚥のリスクを高める。 |
| 1782 |
咽喉部異物 |
喉の痛み, 嚥下痛, 喉の異物感, 咳, 異物摂取歴, 内視鏡での異物確認, 呼吸困難のリスク |
咽喉部に異物が詰まっている状態。 |